中山道宿場会議は太田宿から始まった中山道全国協議会と中山道宿場会議

 昭和62年に第1回中山道宿場会議が太田宿で開催され、「中山道69の宿場の点を一つの線で結ぼう、そして人・物・情報の交流を図ろう、それを生かして町づくりを見直そう!」をスローガンとして掲げ、中山道全国協議会が結成されました。以降、毎年中山道の様々な宿場町で中山道宿場会議が開催されています。平成18年度は、第20回大会を板橋宿(東京都)で開催します。

中山道宿場会議太田宿大会趣旨

テーマ「明日のわがまちをみつめ…子ども達に夢を!」

企画意図(サブテーマ)
  1. 宿場のある町をもっと元気に!(宿場町の活性化)
  2. 多くの人に中山道・宿場を歩いてもらいたい、知ってもらいたい。(中山道の発信)
  3. 中山道宿場町の交流・連携を進めよう(中山道宿場町の交流)
趣 旨 中山道は江戸から京都までの520kmほどの間に、六十九の宿場があります。現在、それぞれ宿場の形態は変わってきていますが、かつて中山道は人・物・情報の交流の道であり、宿場は旅人のやすらぎの場であったはずです。今も、宿場に歴史・文化は生き続けていますが、利便性という名のもとに、町の中心は宿場から離れていきました。また、私たちの暮らしは、低迷する経済・少子高齢化・環境問題など新たな課題にも直面しています。
 そんな今だからこそ、私たちにとって大切なことは何かと問えば、「それは子ども達にすばらしい未来を渡すこと」ではないでしょうか。それは、この中山道という古き忘れられかけた道をもう一度見直し、磨き直し、心豊かな町を子ども達に残すことであり、私たちにはそうする義務があります。中山道は、古きを温めて新しきを知ることができる道です。
 ‘情報’とは、情に報いると書きます。かつては情報の道でもあった中山道。そんな中山道が「心の道」になることを目指し、未来を生きる子ども達に「心の道」中山道をつなぎたいと願っています。私たちには、六十九次の宿場にすばらしい仲間がたくさんいます。私たちが夢をもち、六十九次の宿場・仲間が力を合わせれば、中山道は必ずすばらしい「心の道」になると信じています。 

第19回中山道宿場会議太田宿大会


平成17年10月15日(土)・16日(日)
中山道太田宿(岐阜県美濃加茂市)

10月15日(土)「おん祭MINOKAMO2005秋の陣〜中山道まつり〜」
         〜時代行列・中山道宿場物産展〜
中山道太田宿
   16日(日)第19回中山道宿場会議「太田宿大会」記念イベント
         〜式典・太田宿創作劇「       」公演〜
         美濃加茂市文化会館

主催 中山道宿場会議「太田宿大会」実行委員会
共催 中山道全国協議会
後援 岐阜県・美濃加茂市・美濃加茂商工会議所・美濃加茂市観光協会・「日本歴史街道」美濃中山道連合・国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所